NAWABARIは
- ネットショップ
 - インフルエンサー
 
向けにサービス設計されたバーチャルオフィスです。基本料金は月額換算1,100円~(税込)と、かなり攻めた価格なのも特徴です。
この料金の背景にはさまざまな工夫がこらされています。ここではNAWABARIの利用料金にフォーカスして紹介していきます。
NAWABARIの料金の仕組みを知って、ご自身のビジネスにうまく活用しましょう。
NAWABARIの料金の特徴
NAWABARIには、
- ネットショップ運営プラン
 - ビジネスプラン
 
の2種類のプランが用意されていて、両者の違いは法人登記ができるかできないかです。両プランとも初期費用として5,500円(税込)が必要になります。
| サービス | ネットショップ | ビジネス | 
|---|---|---|
| 年間基本料金 (税込)  | 
1万3200円/年 月額換算1,100円!  | 
1万9800円/年 月額換算1,650円  | 
| 月額契約 (税込)  | 
不可 | 月額3,300円~ | 
| 初期費用 | 5,500円 | 5,500円 | 
| 法人登記 | × | 〇 | 
| 郵便転送(週1回) | 〇 | 〇 | 
| 特定商取引利用 | 〇 | 〇 | 
| マイページ利用 | 〇 | 〇 | 
| 電話用件転送 | 〇 | 〇 | 
| 郵便物GPS 混入チェック  | 
〇 | 〇 | 
これとは別に海外在住者向けのプランも用意されています。NAWABARIの海外在住者向けのプランについては以下の記事で触れていますので参考にしてください!
NAWABARIのオプションサービス料金
NAWABARIには基本料金のほかにオプションサービスが用意されています。
オプションは、
- 電話関連のオプション(4種)
電話転送、電話代行A、電話代行B、インターネットFAXサービス - 郵便転送関連のサービス(3種)
速達サービス、都度転送サービス、郵便物開封と読み込みサービス 
に分類されます。それぞれの料金を見ていきましょう!
電話関連のオプション
| 電話転送 2,800円/月  | 
専用の03固定電話番号が提供され、その番号で発着信ができる。転送先はリモートで変更も可能。 ※東京都内に拠点がない場合は050電話番号の貸し出し。  | 
|---|---|
| 電話代行A 3,800円/月 (275円/件)  | 
対応時間 平日9時~18時 電話はNAWABARIのコールセンターに自動転送。 着信内容はメールでお知らせ  | 
| 電話代行B 11,000円/月 (165円/件) ※50件まで無料  | 
対応時間 9時~21時 ※土日祝日も対応!年末年始除く 電話はNAWABARIのコールセンターに自動転送。 着信内容をメール・LINE・Slack・Chatworkなどお好きなツールへ通知可能。  | 
| インターネットFAX 3,300円/月  | 
固有番号が提供されてPDFファイルでFAXの受信と送信が可能。 | 
※通話料金は別途請求。
※年払いは月換算で20%引きとなります。
※初期費用として月額相当の費用が発生します
電話関連のオプションで注意してもらいたいのが、
- 月額相当の初期費用
 - 別途通話料・コール料
 
が発生することです。電話転送が月額2,800円なら、初年度は初期費用として2,800円が発生します。
さらに料金の詳細は以下のPDFファイルにまとまっています。
※PDF内の料金は税別表記になっているので注意。新規タブが開きます。
郵便転送関連のオプション
| 速達サービス +550円/1荷物  | 
急ぎの郵便物を即日で転送してくれるサービス。 ※別途転送料金が必要。 ※翌日が休業日の場合、指示が15時以降になると翌営業日17時の発送 ※できるだけ同梱して発送するため、梱包材が必要な場合には別途梱包費が必要となります。 ※急ぎの荷物につきましては、即時転送を心がけてくれますが、希望の日時でのお受け取りができない可能性あり。  | 
|---|---|
| 都度転送サービス 1,100円/月  | 
通常週1回の郵便物転送を都度転送に切り替え。 ※別途転送料金が必要。  | 
| 郵便物開封 読み込み 1,100円/月  | 
届いた郵便物をスタッフが開封。内容はマイページからPDFで閲覧可能。 ※6枚目以降は1枚10円の追加料金 ※両面を読み込む場合は2枚でカウント  | 
郵便物転送関連のオプションで注意してもらいたいのは、送料などの手数料はデポジットから引かれるということです。
NAWABARI料金のチェックするポイント
NAWABARIの基本料金は、月額換算1,100円~と、バーチャルオフィスの中でもかなり格安な部類に入ります。
しかし、利用の仕方によっては必要以上にコストがかさむことがあるので注意しましょう。
ここではそんなNAWABARIで注意してほしいポイントと対策について紹介します。とても魅力的なNAWABARIをさらにおトクに利用するために、ぜひ参考にしてください!
支払い方法
NAWABARIはコスト削減の観点から、支払い方法を
- PayPal
 - 後払い.com
 
の2種類に限定しています。
PayPalであれば決済手数料がかかりません。そのため、基本はPayPalを利用するのが良いでしょう。PayPalは無料で登録ができます。
もちろん後払い.comだと決済手数料330円のみなので、年間契約であればそれほど負担にはならないかと思います。それでも積み重ねれば大きな金額になる可能性があるので、少しでもコストを抑えるならPayPalを選ぶのが良いでしょう。
郵便物の転送費用は「デポジット」から引かれる
郵便物の転送料金はあらかじめ支払う「デポジット」から減算されます。
例えば、デポジットに1,000円を入金していて、郵便物としてレターパック(ライト)の転送料金に440円がかかるなら、
1,000円(デポジット) - 440円(転送料金)
=560円(デポジット残高) 
となります。デポジットが不足していると支払いができず、転送もされません!郵便物が多ければ多いほどデポジットも多く必要になるため注意が必要です。
ここではNAWABARIで郵便物の転送費用を抑えるにはいくつかのコツを紹介します。
転送不要な郵便物は「破棄」してもらう
NAWABARIは、届いた郵便物をマイページで確認できるサービスがあることです。
まず自分宛ての郵便物が届いたらマイページに写真付きで通知されます(マイページはスマホ上で確認することができます!)。
マイページに届いた郵便物の写真を見て、
- 指定住所に転送(別途転送費用)
 - 破棄(無料)
 - PDFデータ化(オプション:月額1,100円+手数料110円/通)
 
のいずれかを指示することが可能です。
郵便物は転送に転送費用が別途発生しますが、不要な郵便物は破棄することで余計な転送料金を減らすことができます。不要な郵便物は破棄して転送にかかる費用を抑えていきましょう!
書類を「PDFデータ化」して郵便物の転送をなくす
NAWABARIは他のバーチャルオフィスにはない「郵便物の開封サービス」というオプションがあります。こちらから希望すれば開封した郵便物をPDFデータとして閲覧できるようにしてくれます。
【サービス内容】
届いた郵便物をスタッフが開封。内容はマイページからPDFで閲覧可能
【オプション料金】
月額1,100円+手数料110円/通
※6枚目以降は1枚10円の追加料金
※両面を読み込む場合は2枚でカウント
※料金は「デポジット」から引かれる
通常郵便物の転送(レターパック)には最低でも440円ほどかかります。それに比べてPDF化を指示すれば手数料は110円で済むため、4分の1ほどの料金まで抑えられるでしょう。
もちろんオプション料金として月額1,100円かかるため、郵便物の頻度も考えながら検討してみましょう。
特にインフルエンサーの方なら以下の動画が参考になるかと思います!
電話転送は外部サービスも視野に入れる
NAWABARIの電話転送サービスは月額2,800円(+初期費用2,800円)です。電話転送サービスとしては決して高くはない料金ですが、よりコストを抑えるために外部サービスを利用することも検討してみましょう。
例えば、以下の03plusというサービスなら月額1078円(税込)から利用ができます。
固定電話番号を貸し出してもらえて、受発信がスマートフォン上で可能です。初回だけ5,000円の初期費用が発生しますが、長期的に見ればおトクに利用できます。
電話だけでなく、
- FAX
 - 時間外自動応答
 - 電話帳
 
といったサービスが利用できて、複数人で利用する方向けのオプションサービスも充実しています。このように適宜外部サービスを利用することで、全体のコストを下げることにつなげられるでしょう。
ただし、NAWABARIと請求書が別になるので、会計が煩雑になる点は注意が必要です。

	
	
	
	
	

